2007年08月03日

「ビーチボーイズ(再放送)第10話」彼らの夏が終わるとき

「ここはオレの海だ

 おまえらの海は 別にあるはずだ

 そうだろう?」



これビーチボーイズの再放送の話


この第10話は「ビーチボーイズ」の魅力満載なので

他にも言葉を拾いたい・・・

「これからだよ

 夏はさ あの海もこの民宿も みんなのものだろ

 ここへ来るみんなのもんだ

 だけどな

 夏が終わって誰も来なくなったら

 みんなオレのもんよ

 わかんねえだろうな おまえらガキには・・・」



夏が終わって寂しがる

広海(反町隆史)と海都(竹野内豊)を

社長(マイク真木)は秘密の“基地”へ連れていき

男だけのキャンプ


「男はな モテなくなったら終わりよ

 モテたいと思わなくなったら終わりよ

 だけどな 

 大事なことを決めるときだけは

 女抜きで決めなきゃいかんよ

 女で人生決めちゃいかん」



そして

武勇伝と美学と生き様を語る


「社長がかっこいいのはさ

 好きなこと自分で見つけて

 それにこだわって生きてるからなんだろうな

 オレにとっての会社も

 アンタにとっての水泳もそうじゃなかったんだよ

 羨ましいよ それがある人は・・・」



海都は社長が自分たちをここへ連れてきた

本当の“意味”を理解しようとし

広海はもう少し社長の背中を見ていたいと思う

そこへ家を出ていた娘の慶子(田中好子)が

マコト(広末涼子)の進路のために戻り

ふたりが尊敬する社長を否定する。。。


「でも違うの 民宿をやりたかったわけじゃないと思うの

 他にあったはずよ ここを選んだ理由が

 でもここにいると“それでもいいっかって”

 そんな風に思っちゃうような気がするの

 私はそれが嫌だった そうはなりたくなかった

 だから家を出たの」



そう「波乗り」という目的があってこの海へ来た社長

しかしこの安住の地はいつからかその目的を忘れさせ

ひとりの波乗りを民宿のオヤジにさせてしまう


でも社長は埃にまみれたサーフボードを見つけ

埃をはらいながらおもちゃを見つけた少年のような顔で

自分のやりたかったことに気がつく


そして冒頭の言葉へ


広海と海都が憧れている“今”の社長は

目的を忘れたただの民宿のオヤジに過ぎない

そうさせてしまったのは

この海のせいだ


社長と慶子の言葉は

“オレのようになるな

 自分たちの海を見つけろ!”


というメッセージ


次回

サーフボードを見つけた社長はもう一度

自分の海へチャンレンジする


広海と海都

それに慶子や他のみんなすべてがリスペクトする

本当の社長の姿

それが第11回へと続く


目的を忘れた老いた自由人

目的を見つけられずにいる無限の可能性を秘めた若者

父を尊敬しながらも否定する娘


いい!!!


この重厚さが最近のドラマにない。。。








posted by 小龍 at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 古典名作etc | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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